滞在許可証取得!だが、有効期限は来年5月まで…(怒)

移民や難民の多い国フランス。ただし、この国に「合法的に」暮らすにはとても面倒な工程を経なければなりません。


 

2014年12月にイギリスからフランスに戻ってきましたが、最大の難関「滞在許可証」取得が(一応)完了しましたT-T が、今までの苦労が全然報われず、高額出費、滞在許可証の期限は取得から半年後というトンデモな結果に…

これは各人の状況、申請する県庁によって…どころか対応した係の人によって違うので参考になるか分かりませんが、私も在仏日本人の方々のブログなどで情報を得てとても助かったので私のケースもまとめておくことにします。

Twitterで細かくつぶやいていたところは確実なんですが、その他の時系列などうろ覚えの箇所が多くてスミマセン💧 一応時系列でまとめておきます。

 


 

 

【2014年12月1日:7年半暮らしたイギリスからフランスへ戻る】

 

【2015年2月中旬:Val-d’Oiseの県庁に滞在許可証を申請する】

☞ 日本から戸籍抄本を取り寄せ、それを法定翻訳したり、他の必要書類をかき集めるのに時間がかかり2月中旬ようやく滞在許可証を申請することができた。この時は夫Tellyに付き添いを頼む。

私たちは2000年に結婚しているが、日仏英国をいったり来たりしていた為、以前持っていたフランスの滞在許可証は期限切れで失効。15年結婚しているのに滞在許可証の取得が「初めて」扱いになるので、県庁の職員たちによって言っていることが異なってくる。

一部の職員は婚姻期間も長いし、過去に何度かフランスに住んでいたこともあるし、最初から10年カード(10年有効の滞在許可証)でいいんじゃないか、と。それに対し「いやいや、1年有効の滞在許可証から取得し直しだ」と言う職員も…

この辺は対応する職員によって結果が変わるな、と思いあまり期待しないようにしていた… この時点での出費は戸籍抄本取得と法定翻訳代のみ。

 

【2015年3〜4月:書類が足りないと2回追加提出の手紙が来る…】

☞ 最初に申請した時、県庁のサイトに書いてあった「必要書類」は全て提出済み。申請時に係の人がちゃんと確認した上で提出しているのに、あれが足りないこれが足りないと時間が経ってから郵送で通達。これで更に時間を食う。

しかも、その時に必要だったのはSécurité sociale(国民健康保険)を申し込んだという証明書。ところがこのSécurité sociale、滞在許可証がないと申請できないという矛盾…💦 結局、仮滞在許可証で保険を申し込み(処理まで1ヶ月かかる…)、その書類を県庁に郵送。かなりの時間ロスする。

 

【2015年5月:必須のレントゲン撮影】

☞ ようやく次のステップ、滞在許可証取得に必要なレントゲン撮影の招集レターが届く。指定された日時、該当する医療期間へ赴きレントゲン撮影する。無料。

 

【2015年6月:説明会&健康診断&Contrat d’accueil et d’intégration(受入・統合契約)へのサイン。半日】

☞ 2007年から滞在許可証取得にはContrat d’accueil et d’intégration(受入・統合契約)という契約をフランス共和国と交わす必要がある。

指定された日時OFII(移民・統合庁)に赴き、フランスの概要のビデオを見せられた後、個別に面接をしてフランス語のレベルをチェックし、契約にサイン。その後、簡単な健康診断を行う。

*現在、滞在許可証取得には4つのFormation(研修)を受ける必要があり、フランスに初めて住む人、フランス語ができない人、フランスで働いていない人などそれぞれのパターンによって免除されるFormationが変わってくる。

私の場合はフランス語の講座と初めてフランスに住む人向けの研修は免除。Formation Civique(市民講座)とBilan de compétences professionnelles(職業能力や適性についての面接)の2つを受けることになった。

 

【2015年6月:Formation Civique(市民講座)丸1日】

☞ 実はこれ、前回フランスに住んでいた時(2007年)に受けていた私… その旨を係の人に伝えたものの、証明書が発行された日付も古いし、受けた場所もNantes(ナント)なので後々トラブルにならないようにもう一度受けた方が良いかもしれないということになった。が、本当はこれ、1人あたり1回しか受けることができない研修らしく、私は「知らなかった」ことにしてシレっと受けろと係の人…💧

内容はフランスの歴史や概要など。特に「女性にも権利がある」ということを再三繰り返し、女性の権利が守られていない国の人たちへの啓蒙が目的なように思われた。日本も「親や夫の同意がないと外に働きにも出られない」という国扱いされてたので、一応訂正しておいた。じいちゃんばあちゃんの若かった時代じゃあるまいし…

前回受けた時は地方都市ナントだったので、人もそんなに多くないし、研修が始まる時それぞれが自己紹介しつつ、と何とも和気あいあいとした雰囲気だった。今回はパリ近郊ということもあり、教室も満員。顔ぶれも私ともう一人の日本人の友達以外、殆どが中東・アフリカの人たちという状況だった。ちょうどラマダン(断食)の時だったので、提供されるお昼に向かったのは半分くらいかな?

「フランスの市民講座」で出される昼食が「ケバブ」だったのがこの国の実情を物語っていると思う(ナントの時は学食のようなところで前菜・メイン・デザートと選べた)

 

【2015年7月:Bilan de compétences professionnelles(職業能力や適性についての面接)3時間】

☞ フランス語の履歴書を持っていけば一目瞭然だし、まさか3時間みっちり面接が行われることもないだろうな…とたかをくくって臨んだが、そのまさかだった…

まず一番困るのがフランスが「ディプロム(資格)主義」の国だということ。日本の場合「◯◯の学校へ通っていた」「◯◯の講座を受けた」というとそれで学んだことを想像してもらえるが、フランスの場合「で、それで何の資格を得たの?」となる。

大学は分かるけど、高校を卒業してもらえる「資格」って何?T-T

もう一つ困るのがフランスは仕事においても自分のポジションをハッキリさせること。「事務」とか「店員」なんて大雑把な括りじゃ許されず「自分は◯◯係だった」と明記しなければならないので、職歴に対していちいち説明を求められて本気で困った… あとは学業で選んだもの以外の職業への扉が殆ど開いていないフランス。私のように「フランス語」が専門だった人間はこの国では「あたりまえのこと」すぎて話にならないという…

フランスでの職探しの方法の説明を受け、係の人が私の職業能力や適性に関するレポートを書いて終了。どっと疲れた3時間だった。

 

【2015年8月:仮滞在許可証を更新(2回目)】

☞ 本式の滞在許可証が届くまでの間、仮の滞在許可証が発行されているのだが有効期限は3ヶ月。5月に一度更新しているのだが、まさか二回目があるとは… この時、滞在許可証に印刷される私のサインなどを指定の用紙に書く。

 

【2015年11月:県庁から滞在許可証ができたとの通知を受ける】ここからTwitterでの様子です。

◆ フランスに戻って早11ヶ月ちょっと。ようやく滞在許可証の「出来たから取りに来い」の手紙が\( ̄∀ ̄*)/ と、よく見てみると収入印紙340€と260€持参とある…えっ、合計600€??Σ( ̄ロ ̄lll)←約8万円。過去4回滞在許可証を受け取ったことがあるけど、こんなの初めて… 2015年11月5日

◆ 滞在許可証の収入印紙の件、納得いかないのでご主人様に県庁に電話してもらった。340€分はイギリスを離れる時、在英フランス大使館にビザの申請をしておかなかったからだと説明されたとのこと。ええと、フランス人配偶者持ちってそんなのいらない筈じゃ…2015年11月5日

◆ いずれにせよ、県庁の人によって全然説明が違うから半分くらい信用しておこう… どうせ、フランスに戻ることが決まってから引っ越しまで1ヶ月しかなかったし、手続きのためにロンドンまで行く時間なんてなかったから仕方ない。はあ、8万円かぁ…クリスマスプレゼント良いもの買えたよなぁT-T 2015年11月5日

◆ 県庁の人の説明、滞在許可証の有効期限についても人によって見解がバラバラ。私のように滞在許可証を取り直しだけど結婚15年なので最初から10年カードでOKという人もいれば、いやいや最初からやり直しで1年有効のものから、と言う人も。私としてはどうせ1年有効なんでしょ?と諦めモード。2015年11月5日

◆ さて…今日は先延ばしにしていた滞在許可証受け取りへ向かうか(¯―¯٥) 先ず8万円分の収入印紙を買いに行き、バスで1時間かけて県庁かぁ…必要書類以外も持って行ったほうがいいだろうな。途中何かトラブルあって受け取れないかも、くらいの気持ちでいたほうが賢明なこの国。2015年11月10日

◆ 無事に滞在許可証ゲット\( ̄∀ ̄*)/と言いたいところだけど、やはり有効期間は1年。というか、来年5月に切れるってどういうこと~(-゛-;)~ 普通、発行日は「取りに来い」と通知をよこす直前じゃないの?(-“-;) 半年近く前に「発行していたのよ」って遅出しジャンケンみたいに言われてもね… 2ヶ月前から更新可能とのことなのでまた同じようなことを4ヶ月後にやるのか…まったくこの国は… 2015年11月10日

*係りの人曰く、滞在許可証の期限が切れる時、県庁から通知は来ないので失効しないように気をつけて下さいとのこと。

◆ フランスの浦島太郎状態な私。滞在許可証の形状に驚く。プラスチック製のカード(銀行カードの大きさ)だ!Σ( ̄ロ ̄lll) 初めての時はパスポートに貼り付けタイプ、しばらくしてパウチ加工の大きいやつになったところまでは知ってたんたけど…💧 これは携帯しやすくて助かる♪ 2015年11月10日


 

 

ということで、長くなりましたが滞在許可証取得までの流れをざっとまとめてみました。これから滞在許可証を申請する方々の参考に少しでもなれたら幸いです。

滞在許可証発行日から1年間、日本の運転免許証をフランスの運転免許証に書き換えることができるので、これからすぐにそちらの手続きに取り掛かりたいと思っています。(パリの日本大使館へ行く必要があるのでちょっと先延ばしにしたい気持ちも山々なのですが、とにかくいろんなことに時間のかかる国、早めに着手しておかねば…) こちらも取得までの流れをお見せすることができるかな? また面倒な手続きの日々ですが、頑張ります。

 

 

 

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